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症例検討 · 発表スライド

症例発表のスライド、検査PDFと英語文献がバラバラなとき

抄読会は他人の論文。症例発表は自分の検査と、英語ガイドラインの切れ端。先にノートへ統合してからスライドを埋める。

  1. 01

    検査PDFと英語資料を集める

    施設のレポート、画像の説明文、参照した英語ガイドラインの該当ページ。

  2. 02

    表が表のままノートにする

    KolmoPDFで検査表をMarkdown表にする。英語資料は対訳する。

  3. 03

    症例報告スライドの順に並べる

    主訴、経過、検査、鑑別、方針。診断名の断定はスライドに書かない施設ルールに従う。

原稿 PDF

ノート / 対訳

FICTIONAL SAMPLE — Not a real patient. For product demonstration only.


フィクションのサンプル — 実際の患者ではありません。製品デモンストレーション専用です。


Case conference handout (anonymized)


症例検討会配布資料(匿名化済み)


Department of Internal Medicine — Sample Hospital (fictitious)


内科 — サンプル病院(架空)


1. Presentation


1. プレゼンテーション


A 64-year-old person (ID: DEMO-0000) presented with progressive dyspnea. No identifiable personal data. The following labs and an excerpt of an English-language guideline are provided so the demo can show table extraction and formula-safe notes before slide building.


64歳の患者(ID: DEMO-0000)は、進行性の呼吸困難を呈して来院した。個人情報は特定できない。以下の検査値と英語のガイドラインの抜粋を提供し、デモにおいて表抽出および数式安全な注釈がスライド構築前に示されることを確認する。


2. Laboratory table


2. 検査表


TestResultUnitReference
Hemoglobin9.6g/dL13.5-17.5
WBC11.210^9/L4.0-10.0
Creatinine1.4mg/dL0.7-1.3
eGFR52mL/min/1.73m2>60
NT-proBNP1840pg/mL<125
CRP18mg/L<5

検査項目結果単位基準値
ヘモグロビン9.6g/dL13.5-17.5
白血球数(WBC)11.210^9/L4.0-10.0
クレアチニン1.4mg/dL0.7-1.3
eGFR52mL/min/1.73m2>60
NT-proBNP1840pg/mL<125
CRP18mg/L<5

3. Formula used in the note (demo)


3. 注釈で使用される数式(デモ)


eGFR is often estimated with CKD-EPI. For illustration: eGFR = 142×min⁡(Scr/k,1)a×max⁡(Scr/k,1)−1.200×0.9938age142 \times \min(\text{Scr}/k, 1)^a \times \max(\text{Scr}/k, 1)^{-1.200} \times 0.9938^{\text{age}} (coefficients omitted in this sample).


eGFRはCKD-EPIを用いて推定されることが多い。例示:eGFR = 142×min⁡(Scr/k,1)a×max⁡(Scr/k,1)−1.200×0.9938age142 \times \min(\text{Scr}/k, 1)^a \times \max(\text{Scr}/k, 1)^{-1.200} \times 0.9938^{\text{age}}(このサンプルでは係数は省略)。


4. Excerpt from a public-style guideline sentence (paraphrased, not copied from a copyrighted guideline PDF)


4. 公的なガイドライン文の抜粋(要約、著作権で保護されたガイドラインPDFからのコピーではありません)


For adults with suspected heart failure and NT-proBNP above a local threshold, echocardiography is recommended. This sentence is original demo text, not a quotation from ESC/AHA documents.


心不全が疑われる成人で、NT-proBNPが局所基準値を上回る場合、エコー検査を推奨する。この文は元のデモテキストであり、ESC/AHAの文書からの引用ではない。


End of fictional case handout.


フィクション事例の配布資料は以上です。


症例報告スライドと抄読会は、入力が違う

症例報告の書き方を探すと、論文としてのCAREや学会テンプレートが見つかる。このページで扱うのは、病棟や医局の症例発表である。検査PDFと英語文献が手元にあり、発表用の資料へまとめたい場面を想定している。

抄読会は他人のジャーナル論文である。症例発表は、自分たちが追った経過と検査である。Gammaなどのスライド作成AIに「症例報告スライド」と頼む前に、施設の検査表と英語ガイドラインを一つのノートにまとめる。

検査表が画像PDFのとき、手打ちでパワポに数字を移すと転記ミスが起きる。先に表として抽出する。英語ガイドラインは必要な数ページだけ対訳し、症例ノートの末尾にリンクする。スライドには、そのノートから引用した一文だけを載せる。

症例発表スライドを、ノート経由で作る

多くの施設で、症例検討会の順はほぼ同じである。現病歴、既往、内服、身体所見、検査、画像、鑑別、方針。テンプレートは東京北プレゼン部のような公開資料や医局の原本を使えばよい。

足りないのは、検査PDFの列を壊さないことと、英語文献の数字をその列の横に置けることである。KolmoPDFに検査PDFを渡し、Markdownの表になっているかを確認する。次に英語ガイドラインの該当ページを対訳する。両方を一つのノートに置き、スライドAIや手作業で見出しを移す。

本デモの検査表は架空である。実患者の帳票ではない。病理スライドやDICOMそのものは、このデモには含まれない。製品が示すのは「表が表として残るか」であり、読影の代替ではない。

症例発表の準備で、AIに任せる範囲

症例発表でAIに任せるのは、構成案と、ノートから拾った数字の並べ替えまでである。診断名を断定したり、個人が特定できる情報を扱ったりすることは任せない。匿名化した帳票だけを使う。

症例報告という言葉には論文執筆の意味もあるが、ここでは病棟や医局での発表資料を扱う。雑誌投稿の書き方は、指導医と投稿規定に従う。

検査表の抽出は地味である。デモも架空の一枚であり、病理画像もCTも入っていない。それでも症例発表の現場では、手打ち転記より表の残存のほうが先に効く。英語ガイドラインは、必要なページだけ対訳し、スライドには一文と出典を載せる。テンプレートは施設のものを使う。AIは枠を埋めない。数字をノートから運ぶだけである。

個人が特定できる帳票は、許可された環境以外に出さない。本ツールは診療行為ではない。架空サンプルを、実在の患者の代わりにしない。

症例発表の前夜に足りないのは、デザインではなく検査表の列である。手打ちでパワポに移すと、単位と桁がずれる。先にMarkdownの表として残し、スライドにはその表から必要な行だけを載せる。英語ガイドラインは全文を訳さない。該当ページの対訳をノートの末尾に置き、発表では一文と出典だけを口にする。

よくある質問

症例報告スライドのテンプレートはどれがよいですか。

施設の指定があればそれに従う。公開の構成ガイドは枠だけ借り、数字は自分の検査ノートから貼る。

症例報告スライドをAIで作ってもよいですか。

構成の下書きには使える。診断の断定と実名情報は入れない。表の数字は抽出結果と原PDFを照合する。

症例検討会と症例発表は違いますか。

検討会は議論、発表は説明、と分ける施設もある。どちらも検査PDFと英語資料が散らばる点は同じで、先にノートへ統合する。

実患者のPDFを上げてよいですか。

施設の情報ルールに従う。デモは架空の検査表である。個人情報を含む帳票は、許可された環境以外に出さない。

抄読会ページとの違いは。

抄読会は他人の英語論文。ここは自分の症例資料を扱う。違いを踏まえて、検査PDFと英語文献を一つのノートにまとめる。